未来人
はじめに
現在のメディア社会では不思議な話として、テレビ報道や雑誌などで年に数回は必ずUFOや宇宙人などの話が浮上してきます。
日本では具体的な話は少ないのでしょうが、それでもアメリカなどでは、軍やNASAなどからの情報は非常に具体的なものがあります。
しかし私は、そのような情報的内容には全くと言って良い程無知であり、専門誌なども一度も拝読した事もありませんでした。
特に興味も無かったからです。ところが、私がカウンセリングの仕事を始めると、お客様の中で、不思議な事、未知の世界に興味を持つ方がまれに質問する事がありました。そんな時、私が感じ取った情報として伝えていたのですが、ここで書くという機会を得て、これまで数多くの感じ取ってきた情報を集めてみました。
この内容は、世の中の情報を一切参考にせず、全て私の感じ取った情報だけを正直に書くという意味で敢えて断言する文体で書き記しています。
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そもそも宇宙人という存在は、何物なのでしょう。
あるお客様に、
「本当に、宇宙人っているのでしょうか?」
と質問され、私は
「宇宙人は、私達人間の未来の姿です。」
と回答しました。
人間は、開発や研究を進めていくにつれ、自然進化に反して、人間を科学で進化させようと考えている科学者達が現れてきます。
何故人間自体を進化させようとしたのか、疑問に思うかもしれません。
そもそも、人間の進化を考え出した原因は、昔から不老不死を望む人間がいたように、あらゆる病気を克服したいと考えたからです。
病気は何故発症するのかと追求していくと意識(魂・心)が関係している事に行き着きます。
人間は、あらゆるストレスをかかえると、身体の機能が低下し、治癒力が下がる事で、病因となるものに負けてしまい病気になってしまいます。
人間にとって病気は死に近付くものであり寿命を縮めてしまう要因である事は言うまでもない事です。
ただこのようなことは、現代の私達にも分かることですし、世界中の専門家と呼ばれる人達は各分野において日々研究や実験を繰り返しながら、進歩してきているはずです。
これから先も専門家達は、このようにして、日々、研究や実験を繰り返していくでしょう。
そして百年、二百年と時が流れて行くにつれ、治療や、予防医学などでは満足できなくなっていきます。
そして、ついに不老不死の実現の為に動き出す科学者たちが現れてきました。不老不死を実現させる為には、絶対的に病気を克服しなければ達成不可能です。その為に不可欠なのは、常に安定した意識(魂・心)でした。
しかし、人間は一日に二万回〜五万回思考すると言われています。
つまり、起きている時間は、絶えず思考が活動しているのです。
その中でも、自動思考によるストレスは三万回とも言われます。
これだけの回数の思考を全てコントロールし、安定した意識(魂・心)を持つことは、限りなく不可能に近いものでした。
脳と意識の関わり、臓器との関わりを研究すればする程、完全なる安定を求める科学者達は、意識は排除すべきだという極端な方向へ進んで行きます。
あろう事か、人間としての最大の特長である意識を無くし、感情を排除すると結論を出してしまいました。
それでも、人間では無くなってしまうと危機感を抱いた科学者もいました。おそろしくなり逃げ出す科学者もいました。そして、本当に本格的に研究を進めていったのはごく一部の科学者だったのですが、大変な実験を始めるのです。
感覚や直感、イメージなどを理解する右脳と、論理、分析、計算などを理解する左脳を切り離すことを考えたのです。そして結果的に、半分コンピュータ化することでした。
感覚や、直感、イメージなどを理解する右脳の働きをコンピュータに変換したのです。結果的に人造人間を理想としてしまったわけです。
違う視点から生命維持を研究した科学者達も存在します。
ある科学者達は・・・
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